2017年のクリスマスイブにロンドン南部の港町ブライトンに隣接するホーヴという街へ抽象画作家、Ele Packへ会うために行ってきました。
ロンドンと違って穏やかな空気が流れるこの街をこよなく愛するEle.
海が広がる景色が間近にあるのでどの作品にも共通して水に浮かぶような、ポエムを朗読するようなイメージで時間をかけ何層にも色を重ねて描くスタイルがEleの特徴です。
観る人が優しく穏やかな気持ちになれる彼女の抽象画同様、彼女自身も思いやりに溢れた優しいパーソナリティーの持ち主です。
アーティストは大抵作家活動の他に講師など他の仕事を掛け持ちしているのですが彼女は作家活動一本に集中して頑張っています。
柔らかい雰囲気の中に感じる静かで強い覚悟。今ではイギリス国内のみならず世界各国にクライアントを持つアーティストです。
作業台に所狭しと置かれている絵具一式。
ここからEleの美しい抽象画が生まれるのですね。
アーティスト達が共同で使用している建物の一番奥の広いスペースがEleのアトリエ。
出荷待ちの作品がたくさん掛けられていました。
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